土地に係る災害情報の調べ方

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土地を探していると気になることがあれこれ出てきます。子供のころは海に近いところに住んでいた関係で怖い思いをしたこともあるので,安全面から水害はどうしても避けたい重要な判断事項のひとつでした。

国土交通省のサイトから,ハザードマップを閲覧することができます。津波,高潮,土砂災害などの災害が発生しやすい場所かどうかを調べるために,しばしば利用させていただきました。もちろん,その土地の市区町村のホームページからより詳しいハザードマップを閲覧することもできます。

非常に広範囲に土地物件を探した経験上,ある程度の傾向が分かるようになってきました。例えば,地盤が強い土地でほとんど災害が発生したことが無い場所がいくつかあることに気が付きました。そのような場所は,自衛隊の施設周辺,成田空港のような空港施設周辺などで,災害が発生すると不都合が生じるような場所です。大病院,消防署,警察署周辺も比較的堅固で災害が発生しにくい地盤となっているようです。

東日本大震災が発生したときの千葉県船橋市と千葉県習志野市では顕著に大きな差が発生していました。普通なら船橋市のほうが習志野市よりも人口が多いので災害発生時は船橋市が有利と思っていたのですが,船取県道を挟んで西側の東船橋は夜になってからも停電が続いて真っ暗闇となっていたにもかかわらず,東側の習志野市はまるで何事もなかったかのように住宅には明かりが灯っていつもと変わらない市街の明るい夜でした。

その後,電力会社から計画停電の発表があった際に,船橋市側は実際に停電しても習志野市側は全く停電しないということが何度もありました。それ以降,習志野市にはきっと公にできないような何らかの特殊なあるいは重要施設が存在しているのではないかと考えるようになりました。おそらく東京湾からの送電線を自衛隊の習志野駐屯地まで引いているためではないかと思います。

いづれにしても,電気というのは何にも優先して考えておく必要のある設備なのだと肝に銘ずるようになりました。